三味線再開のきっかけ
- 西田三由生
- 2022年6月5日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年6月5日
2016年、年明け早々に津軽三味線ひびきにお世話になる事になり現在に至るのですが、今日は三味線を再開するきっかけとなったお話しを少々😅
娘がそれぞれ家から巣立ち、時間に少し余裕も出来、なにか新しい趣味をあれこれ模索していた頃です。
ある日、不思議な夢を見ました。
私は山を登っていて何処かに杖がないかと探します。
すると少し重いですがしっかりとした棒がありました。
山を越え杖は要らなくなり何処かへ置いて帰ろうと思った時、なぜか祖母が...その杖は持って帰りなさい!と。
こんな物要らないと言ったのですが、祖母は、むしろいつでも目の付く所に置いておきなさい!と。
目が覚め あの夢は一体何だったのか?と無性に気になり思い返してみる。
ちょっと待って!あの棒の太さ、重さ...?三味線の棹?
実家に置きっ放しになっていた三味線をケースから出してみよう。
30年近くそのままにしていた三味線、勿論皮も破れすぐに弾ける状態ではないと思っていたのですが...
待っていたよ!と言わんばかり皮が破れておらず今すぐにでも弾ける状態でした😂
ここで皮が破れていたら気持ちは萎え張り替えてまで弾く感じではなかったので、これは再開しないと駄目だと一瞬で思ったんです😌
後日、三味線屋さんにその話をしたら「それは待っていてくれましたね!
普通は人が触らず放置状態であれば3年程で皮は破れてしまうんですが、30年も放置状態で破れていなかったなんて、未だ聞いた事ないです!」と仰られていました🤔
今では三味線が出来る環境や師匠を始めとして、夢で私に三味線に気づかせてくれた祖母や待っていてくれた三味線に感謝です😂
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